AQ-02は満足できる高音質なMM対応のEQアンプです。MCは、手巻きしたTF-01で対応しました。しかし、AQ-02で製作した回路で、MCヘッドアンプを実験したところ、これまた満足の得られる高音質を確認できました。 |
|||
AQ-02の基板を用いた三段差動構成です。EQアンプに内蔵する予定なので、出力段のTrans Linea Biasと電源オンオフ時ミューティング回路は省略し、三段目の差動アンプから出力させます。ゲインは26dB前後、入力インピーダンス100Ωで実験します。J-FET入力でMCカートリッジ出力なので、C1, 2はジャンパー線でショートし直結とします。また、EQアンプでは1kHzに対し20Hzで+20dB、60dB近いゲインがありますので安全のため、C7, 8によりACアンプ構成にしましたが、MCヘッドアンプでは26dB程度のゲインで周波数特性も平坦なのでC7, 8もジャンパー線でショートしたDCアンプとします。出力は、安全を期すためC25, 26 470uNPは残します。入MCヘッドアンプは平坦な周波数特性で、TLB出力段も省略したので位相補償は、C6, 7: 100pF、R9, 10 : 22Ω、C15‾18: 47pFと軽くなります。 |
||