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KT-1000リニューアル 02

音を気に入ってお使いいただいておりますので、必要最低限の音質改善に止めます。

音質改善及び修理は、性能を保証するものではありません。自己責任において実施してください。

・低域遮断周波数:このクラスになりますと、十分に伸びた低域で設計されており、低域遮断周波数は0.35Hzになっています。目標は0.2Hzですが、試聴の結果、許容の範囲と判断しました。低域を伸ばしますと同離調でポップノイズを発生します。チューニングノブにタッチ検出が仕込んであり、手を触れると選局を行うと判断し、低域遮断周波数を46Hzまで高めポップノイズの発生を低減し、手を離すと数秒後に0.35Hzに戻りる制御回路を備えています。

・シャントレギュレータ:パルスカウント検波部が電源の影響が大きい回路です。トランジスタによるリップルフィルタを備えており、変調成分による干渉は観測できない性能が得られていますが、電源による音質変化も大きい回路なので、シャントレギュレータ化します。電圧電流を測定し11.5V,26mAが必要です。整流後の18Vから15V三端子レギュレータで定電圧化し供給します。シャントレギュレータにより、今までより伸びやかで自然な音色が得られます。

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・指針の電球切れ:8Vの電球が使われています。この定格の電球は入手不可能です。電球の製造元に問い合わせたところ、再生産は可能だが最低1000個買い取らなければなりません。この数は使い切れませんので断念しまし、白色LEDで代替します。電球はほぼ360度に光を放射しますが、LEDの照射角は狭いので、一番指針が光る位置を探し固定します。LEDの電源は15V三端子レギュレータから抵抗を介して給電します。

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