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AQ-2制作 03

EQCR

この時定数の偏差は、

AQ02Deviation

AES 115Hzで+0.099dBが最大偏差です。この時定数で制作進めます。

・電圧増幅段

これまで、Trans Linear Biasの音質を手早く確認したかったので電圧増幅段にOP Ampを利用してきましたが、多くのOP Ampの出力段は通常Biasのコンプリメメンタリプッシュプル構成です。出力電流が少ないので影響も無視できるとしても、最終段にTLBを採用していますので電圧増幅段はプッシュプル動作を避けたいと考えました。オペアンプは100dB以上の開ループゲインがあります。ディスクリート構成でオペアンプ並みのゲインを狙います。差動2段増幅の製作記事を見かけますが多くは100dBに届きません。100dB以上を狙うには差動3段構成を考えます。以前のホームページでKAF-3030Rの音質改善を紹介しました。(廃番のため現在は取り下げています。)この機種の回路をひな型にしました。Lch回路図です。

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